バックウオーター

悲しいことですが、バックウオーーターが現実になりました。

私がこの言葉を知ったのは、苫田ダム担当になっていた時でした。小役人でした。

苫田ダムは吉井川の上流に予定されていました。吉井川に合流するのが吉野川で、ダムの恩恵を受けるはずがない吉野川に沿った自治体に協力金を出してもらう交渉をしたとき、使った言葉が「バックウオーター被害」でした。

私自身も半信半疑ながら、この言葉を強調していました。町長がなかなか印を押してくれなかったのも懐かしい思いです。

小田川の治水対策は終わっているとの認識が甘かったことはお詫び申し上げます。

県外からも私宛に見舞いをいただいております。何か支援できることがあれば、連絡をお願いします。

私に降りかかったバックウオーターはトランプさんの中国への関税です。貯金対策、甘かったようです。嗚呼。