負けるが勝ち。
こんにちわ。
ある日の鴨川です。相変わらず暑いですね。
今朝、友人から連絡がありました。
彼女は仕事を辞めたいのだそう。
友人から相談を受ける時って正直本音を言うと怒らせてしまいそうな相手にはどう話してよいのか
迷います。
彼女は以前から会社をもめている。
その度に連絡が入ります。
今回は退職勧告が出たという。愚痴を聞いていると、んという感じ。
どっちが悪いということはないと思うのです。こういう場合。
要は、上司と合わない。意見が合わない。とのこと。
自分には
譲れないところがあるのだというのです。さあ、こういう時皆さんはどうします?
私も以前そういう事があったけれど、上司はあくまでも上司。
上司の意見は尊重しなければならない、、、と私は悟ったのです。それが例え理不尽であっても、
自分の意見をある程度主張することは大切だとは思う。
しかし、意見が合わない。。。と感情論になってはもう先には進まない。
だから一度引いて事態を傍観するのも一つの手だと私は思うのです。
確かに彼女は正論を言っていた。会社のため、後輩のことを考えると上司の考えは間違っている。。と主張する。
しかし、上司も会社のためはあるが視点が異なるのかもしれないが、それで失敗したのならばそれはそれで上司は自分の主張が失敗だったと解るのでは?と
伝えたけれど、彼女的には納得がいかなかったらしい。
最後彼女は愚痴ったごめん。とだけ言ったが、恐らく上司にガツガツ自己主張してしまうだろう。。。
私は長年納得行かないことが多いとおもう。しかし、自分が自分がと出て行っていてはことは収拾がつかない。
一旦自分が引いて冷静に体制を整え、相手の出方を見て、時には馬鹿になるのも一つの方法だと長年の経験で学んだ。
全て言いなりになるのとは少し違うと思う。
相手の好きにさせておく。そして事態が好転すればそれでよい。しかし好転しなかったらそれは好きにしたんだから責任は君が取れとなるのだから。それでよかろう。。。
彼女は確かに賢い。中間管理職は辛いと言っている。
しかし、うまく対処していく方法を身に着けるのも必要だということを彼女はまだ学んでいないような気がする。
以前上司に学んだ。
時には負けるが勝ち。一歩引いて静観すべし。
時には馬鹿を演じて表では貴方の言う通りと微笑み、心の中ではコイツと牙をむく。
それで自分に好転する日が必ず来る。それを待つべし。
私は若いころはそれが解らずにがつがつ主張した。しかし最近はそれがなんとなくだが解るような気がする。
負けるが勝ち。これは決して負けを認めたのではない。
友人はこれに気が付くことができるかできないかが正念場だと思う。
相手を先ずは立てること。逃げるのではない。静観する
自分が少し成長していて驚いた朝でした。
しかしそれにしても暑い。
マツエでした。