黒猫の創業者精神

黒猫の創業者精神

次の関連記事では、「ヤマト運輸のミカン事件」を取り上げました。

【資料1:関連ブログ】監査報告書が長文化・抽象化するのは現場が倦んでいるからか

その直後に起きた、法人向け引っ越し代金の過大請求問題。

とうとう監督官庁の立ち入りまで受ける事態になってしまったか。

2018年8月8日付の毎日新聞では、創業者・小倉昌男の言葉が紹介されていました。

【資料2】毎日新聞「余録」2018年8月8日

「二本差し(武士)が怖くておでんが食えるか」

「役人に盾をついた気持ちはない。正しいと思うことをしただけだ」

「企業が悪い循環に入っているときというのは、目先の損得だけを考えていると失敗する」

ヤマト運輸の営業所が、会計事務所の近くにあるので、配送も受け取りも頻繁に利用しています。

価格が多少高くても。

三文恋愛ドラマの決めセリフに「たとえ世界中を敵に回しても、オマエはオレが守る」があります。

そこまでの啖呵を切らなくとも、現場の誠実な対応に、利用者としては価格以上の満足感があります。

今回の件で痛感したのは、創業者が去った後は大変だなと。

「売り家と唐様で書く三代目」の川柳が当てはまる企業は、これからもなくならない。

制作著作 高 田 直 芳税理士 公認会計士

自己紹介 経歴

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