案ずるより産むがやすし

朝6時の空

お月さまいた

まん丸に見えるけど

欠けていってるお月さま

東の空は朝焼け

体調不良だった母。

施設にいる父に

会いに行かなければ!と

行きたくないのに

めっちゃ暑かった時期にムリしまくって

強制終了)

よくよく話を聞いてみると

週2のお風呂の日の

風呂上がりに合わせ

フルーツ食べさせようと

午後の一番暑い時間に行ってたって(--;)

どこまで

父の立場に立っての行動なんやろかね。

自分を犠牲にする前提が当たり前で

ムリしてることにも気付かない。

今は体調も回復して

食欲も戻ってきたので

2週間ぶりに父の施設へ。

具合悪いから

しばらく行かないことは

施設に連絡入れてたので

それを父も聞いてたよう。

これまで

とにかく家に帰りたい

1泊だけの外泊でいいから

施設の人にも母にも

しょっちゅう訴えてた。

このことが母をめっちゃ追い詰めてた。

でも

入所して3か月の間に

母が何回も体調崩してたことで

家に帰ったとしても

面倒見てもらうことが難しいって

理解し始めたみたい。

そして

施設での生活にも慣れてきたようで

食事も美味しいから

げっそり痩せてたのが

ふっくらして顔色も良い

こんなワガママな人見たことない!

て言うくらい超ワガママで

全て自分の思い通りに

母を使ってやってた父。

ワガママ選手権で世界一になれるw

そんな人が

施設入っての集団生活を

やっていけるんだろうかと

内心ものすごく心配してた。

案ずるより産むがやすし

人の手を借りないと

どうにもならない状態って

持ってたプライドを

捨てるしかない。

有難いことに

いろんなことを配慮してくれる

良い施設に入ったから

今までにない規制の中で

生活していくことも

少しずつ慣れていったみたい

食事は食堂で

みんなと一緒に食べる。

テレビ観たければ

食堂に行って観るしかない。

入所前の父には

絶対に考えられないことやったよ。

でね

来月母が白内障の手術で

1週間入院することになって

そのことを父に報告したら

おれはひとりでどこにも行かれん

お見舞い行けんけどごめんね

母を気遣って

やさしい言葉を掛ける父なんて

見たことも聞いたこともない。

大体心配したら

心配させたことにイライラして

怒り出したりしてたから。

お前も年取ってきたんやけん

大事にしとけよ

報告する母の電話の声が

めっちゃ明るくて弾んでた。

今までと違って

すごく穏やかな顔してて

おれはここで守られてるから大丈夫

そんなことまで言ったって聞いて

すごくホッとして安心できた