院内銀山阿仁銅山。本当に覚えないといけないの?受験日本史で。

院内銀山阿仁銅山。本当に覚えないといけないの?受験日本史で。

私の勤務する高校の生徒から、ある噂を聞きました。院内銀山阿仁銅山。

院内銀山阿仁銅山。出題例があって、教科書にも載っている。

山川出版社詳説日本史に載っていることは、

すみからすみまで覚えるのは当たり前です。

出題の可能性もあるので、

難関大ではここまで覚えるのは当たり前だとか?

元出題頻度が非常に低い。

出題されたことがあるというだけです。

こんなことまでが、突っ込まれる可能性があるのも事実だが、

こんな重箱のスミをつつくような問題は、

もともと出題頻度は非常に低い。

覚えてもほとんど使えない。

しかし、山川出版社詳説日本史をスミからスミま覚えて当たり前という考え方を植え付けられている受験生にとっては、こういうことをおぼえるのは、自然なことに見えているのかも知れない。

もしも、受験生を乗せるのがうまい人がいて、こういうマニアックなことを学習する雰囲気が強くなった集団は、合格率をひどく落としてしまうであろう。

実は早慶大に上位で合格できる受験生もここまでやっている人はほとんどいない。

こんなことをやっていたら、高2から日本史の受験対策をやったとしても、全てをマスター出来ず、到底本番には間に合わないであろう。

また、まともな神経をしたセンセイは、こんなマニアックな単語を教えない。

こういうものが出題される可能性がゼロではないにしても、滅多なことでは出題されないし、

万一出題されても、他のベーシックな問題を確実に解くならば、こんなマニアックな問題を解けなくとも100合格点を超えることを知り尽くしているからである。

なかには、こういうものを教えるのが、予備校の方針であるかのように見せかけて、教えないセンセイを攻撃する、

あるいは、こんなものも覚えていないの?と言って、堅実な学習をして成績を伸ばしている受験生にプレッシャーをかけて、商売にまきこむセンセイもいると聞きました。

なかには、わざとこういう単語を聞く問題を練習問題に追加して、実際に慶應以外でも出題されているかのように見せかける予備校講師もいると聞きました。

しかし、こんな出題頻度の低いことも、早稲田が出した!慶応が出した!と煽り立てられると、早稲田慶応など難関大学に行ける切符をもらったように思い込まされる。何らかの操作で何度も見せられると頻出事項に見せかけられる。

だけどこれで差がつくなどと煽り立てられると必修であるかに思い込まされるし、早慶では、それこそ覚えるのは当たり前であるかのように思わされる。

でも、元が滅多に出題されないことだから、覚えても使えない。こんな細かいことは、早慶一橋に合格した受験生も知っている人はごく僅かであろう。

万一の例でを出題した問題を解けた受験生も、このような問題を落とす代わりにもっとオーソドックスな知識、他教科の弱い点に目配りしていた方が、総合点はさらに10点アップしていたであろう。

しかし、こういうものを教えておいて受験生が赤本などを解くと、問題集でたまたま、そんな問題を採用したものに当たると、選択肢に登場するので、あっ、先生が重要だと言ったものが出題されてる!凄い!などと思わされてしまう。

覚えてもほとんど意味がないにも関わらず凄い単語を習ったかのように思わされる。予備講師のなかには確信犯で、こういう手を使って、自分を凄いように見せかけている人もいると聞きます。こんなことを習って騙され続けるのでしようか。

山川出版社詳説日本史をすみからすみまで暗記するのは当たり前。ということを信じさせられ、洗脳されると、教科書レベルを超えた、相当に難しい単語も必要だと思い込まされる。

そして、早稲田、慶応が出題したことある、非常に難しい単語をこれで差がつく!と煽り立てられて教え込まれる。早稲田が出した単語、慶応が出した単語を習うと早慶大に一歩近づいたように見える。

でも、その正体は、一度出題されると10年はどこの大学も出題しないことばかり。こんな教え方をする講師は、自分が、その予備校の中で一番偉いように見せかける、ないしは、自分の言うことが、予備校全体の方針であるかのように見せかけるのが非常にうまい実は全部嘘。本当に一番偉い人は、自分のことを一番偉いように見せかけることは、絶対にしない。。いかにも自分の言うことがご利益があるかのように演出する。

しかし、これが大きな落とし穴。早稲田、慶応が出題する非常に難しい単語は一度出題したらさいてい10年は繰り返さないものばかり。習って偉くなった気分にはなるが、絶対に合格はできない。

しかも、山川出版社詳説日本史をすみからすみまで暗記するのは当たり前。だと洗脳されているから、不合格になった時は、山川出版社詳説日本史をすみからすみまで暗記できなかった自分が悪いと思い込まされる。

実は山川出版社詳説日本史をすみからすみまで暗記するのは、早慶大に合格できる力量を持った受験生でも、ほとんどの場合無理なのです。合格した受験生でも、これを忠実にやり切った人などほとんどいない。

こんな無理をやらせて、絶対にやらなければ落ちると思い込ませた予備校講師は責任を取ってくれない。必ず逃げる。泣き寝入りをさせられる。これでは、早慶大対策ではなく、早慶大落選対策をしているようなもの。山川出版社詳説日本史をすみからすみまで暗記するのは当たり前。などと言う予備校講師の授業は絶対に、一刻も早く辞めた方が良い。

さらに、マニアックなことを売りにする予備校講師は、ウソをエスカレートさせる。日本史で得点を稼げば、他の教科の苦手をカバーできる難関大学のほとんどは、英語、国語の配点が高く、日本史は配点が低い。

単純に判断しても、日本史で英語、古文の不得意をカバーすることは非常に難しい。むしろ、英語、古文の成績を上げる方が、はるかに、軽い負担で総合点を伸ばせる。冷静に判断すれば、それしか無いことは一目瞭然。

だけど、英語とか古文が不得意で、逃げたいなと思っている受験生は、こんな子供騙しに、いとも簡単に引っかかってしまう。

そして、彼らが教えている秘訣は、たまたま難関大学で出題されたマニアックな単語を覚えればいかにもご利益があるかのように見せかけているだけ。その正体は二度と出題されないか、一度出題されて、何年もの間どこの大学も出題しない事項。

これでは、志望校に合格できないどころか、第二志望、第三志望の大学も合格できない。最悪の結果を生んでしまう。滅多に出題されない事項を、いかにもご利益のある事項に見せかけて教えているから、データの捏造もしなくてはならなくなる。

では、色と噂に聞こえてくる、受験生騙しの手口を暴いてしまいましょう。

日本史で得点を稼げば、いかにも合格できるように見せかける。

素人目には、こんな言い方をする方が勢い良く見える。

但し、冷静に判断できる生徒は、すぐに見抜く

他の予備校講師や高校教師が教えない難しいことを教える

これは、素人目には、いかにもハイレベルなありがたいことに見える。

そして、一見、自分たちだけが偉くなった気分になれる。

しかし、他の講師、教師が教えないことは、滅多に出ないものだということ、

簡単に言うと覚えても使えない。

でも、慶應が出した!早稲田が出した!と言われれば、どんなに滅多に出題されない事項でも、いかにもすごいことを習っているかのように思わされる。

しかし、多少頭の良い受験生は、おかしいなと思い始める。

そこで、

データを捏造する

ある予備校講師が、2001年慶應蝦夷征討を行った紀古佐美が、実際に出題されたように見せかけ、これで差が付くと煽っていたと聞きましたが、こんな滅多に出ないものを教えられても、慶應が出題しているように見せかけ、さらにこれで差が付くと、言われれば、いかにもありがたいことを習ったかのように思い込まされることでしょう。

さらに、

予備校のなかで、自分が一番偉いように見せかける。学歴も詐称する。

偉い先生に習っているという優越感、安心感を持たせ、さらに自分の言ってることが、いかにも、すごく見えるように演出しているようですが、実際にはすべてがウソ。

実際には、本当に偉い人は、自分のことを一番偉いように見せかけることは絶対にしない。こういう見せかけをする人は、心のなかで、自分が無能であることに気付いていて、その分、うわべだけ偉いように見せかける。実は、コンプレックスの塊なのです。

また、最近では、学歴のことを突っ込まれると学歴を聞くのは、学問に対する冒涜だと言われていると聞きました。

世間の評価は別として、教師の実力と学歴は関係ないはずなのに、学歴を偽り、突っ込まれると学問に対する冒涜だというのは、カッコイイように見えて全く筋が通らない。

学歴詐称をやりながら、それを突っ込まれると学問に対する冒涜だと発言すること自体が、その場限りの誤魔化しを繰り返していることであり、最大の学問に対する冒涜をやっているのではないでしょうか。

こういう人は、学者である大学教授すなわち入試問題を作っている方の気持ちを理解することは出来ない。

だから入試を予想しても絶対に当てることはできないと思います。