『シングルマン』(2009年、トム・フォード監督)
『英国王のスピーチ』に出ていたコリン・ファースが主演なので観てみた。
大学教授のジョージ(コリン・ファース)は、16年間連れ添った同性パートナーであるジム(マシュー・グッド)を交通事故で失い、生きる気力を失う。
身の回りの物を整理し、ピストル自殺をしようとしていたジョージだったが、友人シャーロット(ジュリアン・ムーア)(ちなみに元カノでバツイチ女性)や、ジョージの自殺を察知した大学生ケニー(ニコラス・ホルト)のサポートにより、自殺を思いとどまるのだが…
大きな「つながり」が切れても、他の「つながり」に支えられながら生きることができる。そんなことを感じさせる映画である。