カワセミの座り込み ( 秋 )

木曜日朝の善福寺公園は曇り。涼しい。そのはずだ、そろそろ彼岸の入り。

池の中からカワセミの鳴き声が聞こえる。

しきりに鳴いているので遠くを探すと、ナント、目の前の杭に張られたロープの上にいた。

小さい声でまだ鳴いていて、やがて鳴き止んだ。

仲間を探しているのだろうか。

あるいはまだエサの獲り方を知らない幼鳥で親を呼んでいるのだろうか?

やがてロープの上に座り込んで動かなくなってしまった。

後ろ姿がなんともカワイイ。

池をめぐっていて別の場所にいくと、そこにもカワセミがいた。

明らかに別の個体だ。

こちらも止まったまま動かないでいた。

コナラの樹液を吸っているのはスズメハチだろうか、それともスズメハチに擬態したスカシバだろうか。

近づいてよーく見ると、キイロスズメバチだった。

公園のあちこちでヒガンバナが咲いていて、白いヒガンバナも。

紅白のコイのすれ違い。